発電効率の悪さから(冬雪期の長さ)、道内での太陽光発電に関してはあまり需要がないのではないかと思っていたのですが、札幌市では補助金も出ている様ですね。恐らく全国の自治体で地球温暖化対策の一環として出ているのだと思いますが、個人的にはうまく補助金が取れないのであれば、今導入すべきではないのかなぁと思います。
東京で太陽光を導入している家庭で、補助金(国、東京都、区)が出た上での試算で、導入家の方の話では10年位で初期投資が回収・・・という事を仰っていました。恐らく10年を超えるとメンテ費用や部品交換等、家電に特有な色々な経費もその頃から徐々に出てきます。新車も10年落ちになると車検で色々と直さないといけない様に、家電商品でありますので耐久性はあるものとは言え、初期投資以外にも費用はかかってきます。その上で道内の年間を通じた『光』事情。冬場の太陽光は期待できないばかりではなく、日照時間も元々少ないですので、年間で平均的な日照がある東京などと比べて、1年のうち少なくても1/3は太陽光をうまく取り入れられない環境なのではないかと思うのです。
無論、札幌や旭川などと比べて降雪量が少ない例えば苫小牧や函館であれば、この乱暴な試算以上の太陽光発電効果が望めると思いますが、誤解を恐れずに言えば、東京で10年の初期投資回収ならば北海道はその1.5倍程度、15年は初期投資回収期間がかかるとなると、正直導入しても20年位はトントンな状態が続くのではないでしょうか。
地球温暖化対策で言えば、小型発電機を自宅に置いたり、夜間のお得な電力でお湯を沸かす様な機器に投資をする方が、効率的には良いのだと思います。札幌市の補助金で見ても、実は太陽光発電住宅だけでなく、エコウィル、エコジョーズ、エコキュートといった電気やガスの設備も補助金対象なのです。こちらであれば、初期投資は道内の太陽光よりも早く回収できるのではないでしょうか。札幌市の補助金ページ内容はこちら。(下記がその内容です)
北海道札幌市 [融資・補助] |
札幌・エネルギーecoプロジェクト 1.市民向け住宅ローン提携型融資・助成 札幌市と提携する金融機関の住宅ローン等を受けて住宅・アパートの新築、リフォーム又は購入を行う方で、①自ら居住する市内の住宅に対象機器を設置しようとする方、②建売住宅供給者等から市内にある対象機器付き住宅を購入し、居住しようとする方、③市内にある自ら所有する賃貸共同住宅の新築、リフォームに併せて対象機器を設置しようとする方に対し、提携金融機関が住宅ローン等の金利を優遇、さらに札幌市が機器導入費の一部を助成する。 <金利優遇幅;通常の条件よりも0.1%以上、助成額;機器導入費の3%(上限額10万5千円(太陽光))> 2.市民向け機器単独設置型融資 既設住宅等に対象機器を導入する方で、①自ら所有する市内の住宅に対象機器を設置しようとする方、②市内にある自ら所有する賃貸共同住宅に対象機器を設置しようとする方に対して、対象機器の整備に要する費用を融資する。 <限度額;350万円(太陽光)、無利子、融資期間10年以内、元利均等割賦返済> 3.市民向けエネルギーeco資金補助 住宅の新築、リフォーム及び分譲住宅の購入に併せて、若しくは既設住宅等に対象機器を自己資金等で設置しようとする方で、①自ら居住する市内の住宅に対象機器を設置しようとする方、②建売住宅供給者等から市内にある対象機器付き住宅を購入し、居住しようとする方、③市内にある自ら所有する賃貸共同住宅に対象機器を設置しようとする方、④市内にある区分所有住宅の共用部分に対象機器を設置しようとする管理組合に対して、機器導入費用の一部を補助する。 <7万円/kW、上限20万円(太陽光)> ○支援対象機器は太陽光発電、太陽熱利用、ペレットストーブ、地中熱ヒートポンプシステム、エコウィル、エコジョーズ、エコキュート、ヒートポンプ温水暖房システム、エコフィール [連絡先:環境局環境都市推進部エネルギー対策課 TEL:011-211-2872] |
イメージだけ考えると、『時代は今、太陽光』ではありますが、今の太陽光効率や蓄電池の性能などを考えると、もう少し待てば更に良い技術が出てくる可能性はあります。道内での太陽光設備は、こうしたエネルギー効率の良い次世代の太陽光技術の登場(1-2年で新たな技術が出てくる可能性は高いと思います)、電力会社の余剰電力購入単価の値上げ(各電力会社で検討されている様です)が行われてから判断しても良いのではないかと思います。
ちなみに、札幌市のeco資金補助金の受付は5月25日の前期受付は既に終了しており、後期受付は9月14日からとなります。ご参考まで
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